Intel Core i9 10980XE Extreme Edition

2019年11月に発売されたIntelの第10世代コアプロセッサーCascade Lakeの最上位モデルCPU。18コア36スレッド、TDP165Wといった部分は1世代前の9980XEと同じ仕様ですが着実に性能は向上。販売価格も発売当初から前世代より低く抑えられおり現在の市場価格の相場は14万円台後半。
ベンチマークでの性能計測
PassMark
シングル | 2548 |
マルチ | 32964 |
Cinebench R20
シングル | 480 |
マルチ | 8848 |
Geekbench 5
シングル | 1175 |
マルチ | 15619 |
性能比較

グラフはCore i9 10980XEと同じ第10世代のCore Xシリーズとの比較。スコアはPassMarkから。シングル性能では10900Xや10920Xより若干劣りますが、マルチ性能は当然ながら最高スコア。ただ、Extreme Editionの名前が付く割に1つ下の10940Xとの開きは思いの外に大きくはありません。
Intel Core i9 10980XE Extreme Editionの仕様と規格
クロック周波数 | 基本3.0GHz / 最大4.60 / 4.8GHz(ITBM 3.0) |
コア / スレッド数 | 18コア / 36スレッド |
TDP | 165W |
対応ソケット | LGA2066 |
内蔵GPU | 無し |
各項目の情報は用語解説をご参照ください。
備考
ITBM(インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー) 3.0により最もパフォーマンスの高いコアを識別し、必要に応じてそれらのコアの周波数を上げる事が可能。ベンチマーク上ではPassMarkでマルチのスコアが大台の3万超え。前世代の9980XEとマルチでの性能差が明白に出ている他、Intel Turbo Boost Max Technology 3.0による最大クロック周波数が4.4GHzから4.80GHzまで引き上げられています。
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