Intel Core i7 9800X

2018年11月に発売されたIntelの第9世代コアプロセッサーSkylake-X Refreshの最下位モデル。9820Xまでがi9なのに対して1つ下に当たる9800Xはi7。8コア16スレッドでTDPは165W。発売当初は9万円弱ほどでしたが、現在はCore Xシリーズの中では比較的に手の届きやすい4万円台で販売されています。
ベンチマークでの性能計測
PassMark
シングル | 2528 |
マルチ | 19777 |
Cinebench R20
シングル | 455 |
マルチ | 4338 |
Geekbench 5
シングル | 1195 |
マルチ | 9550 |
性能比較

グラフはCore i7 9800Xと同じ第9世代のCore Xシリーズとの比較。スコアはPassMarkから。同世代のCore Xシリーズの中ではマルチ性能は最も低いスコアが表れていますが、逆にシングル性能は殆ど横並びながらも最も高いスコアとなっています。
Intel Core i7 9800Xの仕様と規格
クロック周波数 | 基本3.8GHz / 最大4.4GHz / 4.5GHz(ITBM 3.0) |
コア / スレッド数 | 8コア / 16スレッド |
TDP | 165W |
対応ソケット | LGA2066 |
内蔵GPU | 無し |
各項目の情報は用語解説をご参照ください。
備考
ITBM(インテル ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー) 3.0により最もパフォーマンスの高いコアを識別し、必要に応じてそれらのコアの周波数を上げる事が可能。第9世代のXシリーズでは唯一のi7。PassMark、Cinebench R20共にシングルでの性能は1つ上の9820Xを上回るスコアが出ています。マルチでの性能は劣りますが価格を考慮すると魅力的選択肢かもしれません。
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