Intel Core i7 1065G7

2019年9月に発売された第10世代のモバイル用Intel Core i7シリーズCPU。開発コードはIce Lake。i7 10510Uと並び国内販売されている第10世代i7 CPU搭載ノートPCの多くで採用されています。内蔵されているGPUはIntel Iris Plus Graphicsで3Dゲームでのパフォーマンスが大幅に向上。コア数とスレッド数は4コア8スレッドでTDPは15W。希望カスタマー価格は$426。Core i7 1065G7搭載のノートPCの現在の販売価格相場は安くて7万円台前半から。
ベンチマークでの性能計測
PassMark
シングル | 2592 |
マルチ | 9317 |
Cinebench R20
シングル | 457 |
マルチ | 1641 |
性能比較

グラフはCore i7 1065G7と同じ第10世代のモバイル用Core i7シリーズとの比較。スコアはPassMarkから。シングル性能は10510Uと10710Uの中間で、それぞれ大きな差はありません。マルチ性能ではデスクトップ用CPUの中間モデルぐらいの性能があり、低TDPのモバイル用CPUとしては優秀なスコアとなっています。
Intel Core i7 1065G7の仕様と規格
クロック周波数 | 基本1.3GHz / 最大3.9GHz |
コア / スレッド数 | 4コア / 8スレッド |
TDP | 15W |
内蔵GPU | Iris Plus Graphics |
各項目の情報は用語解説をご参照ください。
備考
アーキテクチャは異なりますが同世代で同じi7の10510Uと比較するとシングル性能は、PassMarkのスコアで上回っていますがCinebench R20では下回っており優劣付けがたい結果となっています。ただマルチ性能ではどちらも上回っており、更に内蔵されているGPUもモバイル用としてはかなり優秀で、軽い3Dゲーム程度ならこなせる性能となっています。
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