AMD Ryzen Threadripper 2990WX

2020年3月26日

Ryzen Threadripper

2018年8月13日に発売されたAMD社の第2世代Ryzen Threadripperシリーズ最上位CPU。採用されているアーキテクチャはZen+。2970WX同様、WXでは特定のアプリケーションで性能を向上させるDynamic Local Mode(ダイナミック・ローカル・モード)を搭載しています。32コア64スレッドは1世代上の3990Xの半分で3970Xと同じですがTDPは1世代上の物より低く250W。現在の市場価格の相場は20万円台。

ベンチマークでの性能計測

PassMark

シングル 2071
マルチ 23242

Cinebench R20

シングル 398
マルチ 11463

Geekbench 5

シングル 1020
マルチ 10732

性能比較

第2世代Threadripperの性能比較

グラフはRyzen Threadripper 2920Xと同じ第2世代のThreadripperシリーズとの比較。スコアはPassMarkから。シングル性能では2920X、2950Xに劣りマルチ性能では比較対象の中で2番手ではあるものの2950Xに大きく離されている結果となっています。但し2970WXと同様に末尾にWXが付くモデルはDynamic Local Mode機能で、特定環境によりベンチマークスコアには表れない高い性能を発揮出来る仕様となっているようです。

AMD Ryzen Threadripper 2990WXの仕様と規格

クロック周波数 基本3.0GHz / 最大4.2GHz
コア / スレッド数 32コア / 64スレッド
TDP 250W
対応ソケット sTR4
内蔵GPU 無し

各項目の情報は用語解説をご参照ください。

備考

1世代上のThreadripper 3990Xと比較するとベンチマーク上のスコアでは圧倒的に劣る上、マルチのスコアに至っては半分以下。同じコア、スレッド数の3970Xとの比較でも大きな差が出ています。単純にスコアだけ見ると性能的には12コア24スレッドのRyzen 9 3900Xにも劣りますが、Dynamic Local Mode機能次第では化ける可能性も。ただ価格に見合う性能なのかは疑問。