AMD Ryzen 5 3550H

2020年3月27日

RYZEN

2019年に発売となっているAMD社のZen+アーキテクチャ採用、第2世代Ryzen 5シリーズのモバイル用CPU。末尾にHが付くモバイル用CPUはUと比べてTDPが高い分、性能重視で設計されているモデルとなります。TDPから単純に消費電力を比較する事は出来ませんが、通常はUよりHの方が消費電力が高くなる事が想定出来ます。コア数とスレッド数は4コア8スレッド、TDPは35W。

ベンチマークでの性能計測

PassMark

シングル 2088
マルチ 8097

Cinebench R20

シングル 360
マルチ 1660

Geekbench 5

シングル 771
マルチ 2844

性能比較

第2世代モバイル用Ryzen性能比較

グラフはRyzen 5 3550Hと同じ第2世代のモバイル用Ryzenシリーズとの比較。スコアはPassMarkから。シングルは大差ないもののマルチでは末尾にUが付くTDP 15Wのモデルを突き放す性能。同じTDP 35Wで1つ上の3750Hとの差はそれほど大きくないのが分かります。

AMD Ryzen 5 3550Hの仕様と規格

クロック周波数 基本2.1GHz / 最大3.7GHz
コア / スレッド数 4コア / 8スレッド
TDP 35W
内蔵GPU Radeon Vega 8

各項目の情報は用語解説をご参照ください。

備考

Ryzen 7 3700UがTDP 15Wなのに対してRyzen 5 3550Hは35Wと小型デスクトップPCに使われているCPU並みとなっていますが、PassMarkとGeekbench 5ではシングルとマルチ共にスコアが上回り、Cinebench R20ではシングルで微妙に劣るもののマルチではやはり上回るという結果でした。グレードとして本来下であるRyzen 5でも末尾にHが付くモデルは特別で、性能はRyzen 7のUモデルをはっきり超えているのが分かります。