AMD Ryzen 3 2200G

2018年2月12日に2400Gと同時発売されたGPU統合のAPUと呼ばれる第1世代のRyzen 3シリーズCPU。2400G同様、2000シリーズではあるものの採用されているアーキテクチャはZen+ではなくZenで第1世代となります。4コア4スレッドでTDPは65W。一時期は1万円を切る価格でしたが現在の市場価格の相場は13000円前後。
ベンチマークでの性能計測
PassMark
シングル | 1949 |
マルチ | 6895 |
Cinebench R20
シングル | 308 |
マルチ | 1307 |
Geekbench 5
シングル | 856 |
マルチ | 2744 |
性能比較

グラフは2200Gと同じ第1世代RyzenのGPU内蔵デスクトップ用CPUとの比較。スコアはPassMarkから。シングル性能は上位の2400GEや2400Gと変わらずマルチ性能で差が付く結果に。
AMD Ryzen 3 2200Gの仕様と規格
クロック周波数 | 基本3.5GHz / 最大3.7GHz |
コア / スレッド数 | 4コア / 4スレッド |
TDP | 65W |
対応ソケット | AM4 |
内蔵GPU | Radeon RX Vega 8 |
各項目の情報は用語解説をご参照ください。
備考
1つ上のRyzen 5 2400Gとベンチマーク上ではシングルの性能は殆ど同じ、マルチで明確に差が出る結果ですが、限られた用途内であれば性能差が体感差に出る事は少ないかもしれません。ただ内蔵GPUが2400GのVega 11と2200GのVega 8では性能差があり、1世代上の3200Gと殆ど変わらない価格状況もあって存在価値は薄れています。
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